メッキンバッグ

ホギメディカルがメッキンバッグの国産第一号を開発しました。

1964年、まだ現場では「殺菌・消毒」という概念が残っていた時代に、院内感染防止に寄与する製品づくりを目指し開発されたメッキンバッグは”滅菌用保管パッケージの代名詞”とまでなりました。そして、現代でも多くの滅菌方法の開発に対応すべく常に進化し続けています。

ロールバッグ、ワンシールバッグ

ISOタイプ4CIプリントメッキンバッグ

日本で初めて実用化した、タイプ4CIをプリントしたメッキンバッグです。
滅菌前の医療現場におけるCIカード封入の手間、滅菌後のカード変色の確認、開封時のCIカード落下等の課題を解決します。

プリントされているタイプ4CIはAC用です。

ハイブリッドメッキンバッグ IDサンドタイプ

フィルム面にプロセスインジケーターがはさまれた新しいタイプのメッキンバッグです。メッキンバッグ同士の圧着によるインジケーターの転写や、各種消毒剤によるインジケーターの変色異常もなく、より確実な滅菌作業の確認にご利用いただいております。

プリントされているプロセスインジケーターはAC/EO用です。

ハイブリッドメッキンバッグ

紙とフィルムを合わせたメッキンバッグです。中身が見えるので、内容物の確認がしやすい上に、開封時の紙粉発生が最小限に抑えられご好評いただいております。

プリントされているプロセスインジケーターはAC/EO用です。

オートクレーブ用メッキンバッグ

鉗子立専用のメッキンバッグです。鉗子立のご使用方法に合わせて種類やサイズをお選びください。

プリントされているプロセスインジケーターはAC用です。

その他滅菌用品類

メッキンカード

メッキンカード(A.C用検知カード)

オートクレーブ滅菌で所定の滅菌処理条件への到達を判定するISO 11140-1 タイプ4の検知カードです。2種類のサイズを用意しておりますので、滅菌物の大小で使い分けてください。

E.O.Gカード(E.O.G用検知カード)

エチレンオキサイドガス滅菌での滅菌処理の過程を判定する検知カードです。各滅菌条件のもとで指標菌〔Bacillus atrophaeus ATCC 9372(106)〕の死滅時間を色調変化で正しく表現できます。

インジケーターテープ (A.C.用インジケーターテープ)

インジケーターテープ

オートクレーブ滅菌用のインジケーターテープです。「滅菌処理済」か「未処理」かの判別にご利用いただけます。また、専用のカッター(ワイドカッター)もご用意しております。

よくある質問

滅菌バッグは一重でも十分な強度と無菌保持性を有しています。二重包装の必要性を予め十分ご検討のうえ対応をお願いします。

①内側の滅菌バッグに無菌保持性が必要である場合
無菌病棟等へ内側の滅菌バッグ全体を無菌状態で供給される場合が想定されます。
内側の滅菌バッグを外側より一回り小さいサイズにして、折ったりしないで開口部が無いようにヒートシールをしてください。

②内側の滅菌バッグに無菌保持性が不要の場合
内側の滅菌バッグを保護材として使用している場合です。鋭利な器材や重量物などによる滅菌バッグの破損防止が目的であり、必ずしも滅菌バッグを使用しなくてもよい状況です。正確には2重包装とは区別される状態であり、滅菌バッグを使用する場合でも開口部のヒールシールは不要で、折り返しも問題ありません。

尚、いずれの場合でも滅菌時に滅菌バッグ内の被滅菌物への滅菌剤の浸透に影響を及ぼす可能性がありますので、滅菌条件や積載方法などによる滅菌保証への影響を予めご確認のうえ適切に設定ください。

クルムのサイズは以下の内容を考慮して決めてください。

①クルムで滅菌物を封筒法や対角法で包む際に、滅菌物全体をゆったりと覆えること
きつすぎると滅菌物の角や辺の部分でクルムが破れることがあり、緩すぎると折り返しの隙間が大きくなりすぎて無菌保持性に悪影響を及ぼす可能性があります。

②包んだ際の折り返し部の面積が大きくなりすぎないこと
滅菌剤の浸透が悪くなる可能性があります

③展開時の無菌操作に支障が無いこと

シール部分の強度測定法は、引張試験によるシール強度測定が推奨されています。
弊社で販売中のメッキンバッグ用シール強度測定器 PTT-50をご活用ください。

他、シールの状態を確認する方法として、
①バーストテスト
②レッドチェック
③染料透過性テスト
などがガイドラインで推奨されています。

タイプ4,5,6の必要性能はISO11140-1で定義されており、使用用途,目的に応じてこれらを使い分ける必要があります。
医療施設の滅菌保証のガイドラインでは、包装内部用化学的インジケーターとしてタイプ4,5,6のいずれかを用いることが推奨されています。
タイプに関わらず全てのCIの共通点は以下の通りですので、日常業務では物理的及び生物学的インジケーターと包装内部用化学的インジケーターを適切に組み合わせて使用していれば、タイプ4,5,6のいずれのCIを用いても問題はございません。
①滅菌保証レベル(SAL)に関する情報は得られない
②生物学的インジケーター(BI)の代用とはならない

滅菌物の使用期限は以下の内容を考慮して各施設にて設定すると良いと考えられています。
①包装材料や被滅菌物の機能の経時的な劣化による期限。ただし、包装材料については滅菌条件や保管条件にもよりますが短期的には影響はほとんど無いと考えられています。
②滅菌後の取扱いにおける包装材料の破損や水濡れ等の無菌保持性を破綻させるイベント(事象)の発生
③各施設での器材の在庫管理

メッキンバッグへの滅菌物に関する情報表示は、ラベル貼付やカード挿入等を推奨しますが、 直接メッキンバッグに記載する場合は、高圧蒸気滅菌で滲まない細すぎない油性ペンを用いて、メッキンバッグのシールライン外側のフィルム面に記載してください。

シール面の外側への記載することにより、ペン(ボールペン含む)先でメッキンバッグに穴をあけてしまい無菌保持性が破綻したり、ペンのインク成分がフィルムを透過して内容物へ悪影響を与えてしまうことを回避できます。
また、フィルム面に記載することで内容物と表示の確認が容易になります。

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